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-第六回-

 

FRANCE_『PAQUES』


この時期になると街十に溢れ出す 卵・ウサギ・ニワトリ

 

たまにヒヨコ

 

稀にベル

 

地域によっては子羊

 

そう、イースター(復活祭)だからですね

 

という事で今回はイースター菓子特集です

こちらの写真は勤務先“Jacques”のショーケース

 

アントルメ(ホールのケーキ)もイースター仕様になっております

 

お菓子屋だけでなく、服屋、雑貨屋、駅、銀行まで!!イースター仕様

 

町中が卵のディスプレーやオブジェで溢れているんです

 

そしてこのお菓子の盛り付け、これでもかと卵、盛ってます

なぜかてんとう虫も作りました

 

イースターと関係あるのかは謎です

 

日本人に馴染みの無いイースター

 

私はなめていました

 

イースターを、そしてフランス人を。

 

本当に、、本当に日本人の理解を超えるくらいの菓子欲なんです!

 

もう私には笑うしかないです

 

フランス人の菓子欲溢れる大きなイベントが年に何回かあるので

 

そういうイベント菓子を作れるのは楽しいものです

 

もちろん、食べるのも楽しみですけどね !!

-イースターって?-

 

よく分かりませんよね

 

少しばかりお勉強しましょう

 

-いつあるの?-

 

まず、日にちが毎年違います

 

“春分の日の後の最初の満月の次の日曜日”

 

いや、、ややこしいよ!!

 

今年は、4月8日でした

 

来年は、3月31日

 

その次は4月20日

 

いやはや落ち着きのない祝日ですな

 

-そもそも何を祝ってるの?-

 

十字架に架けられたキリストが三日後に復活したのを祝ってるそうです

 

だから復活祭か、なるほど。

 

-当日は何をするの?-

 

イースターから46日前から食事を節制するそうだ

 

信仰心の強い人は肉や卵などは一切食べないのかな?

 

その食事の制限が開放されるのがイースターという流れ

 

そしてイースターの晩餐のメイン料理は子羊が好まれる国が多いみたいです

 

イタリアでは卵を殻ごと入れたパンを食べるとか!←気になる!

 

ヨーロッパ内でも風習が全然違うようです

 

色んな地方のイースター菓子、すっごく気になります

 

ちなみにイースターはフランス語でPaques(パック)と言います

アルザスのイースター菓子といえばアニョーパスカル(写真左)

 

あっさりした生地のとってもシンプルな焼き菓子です

 

羊の群れ、、可愛いです

スーパーにもアニョーパスカルが並んでました!

 

お店では4日間しか出しませんでした

 

スーパーでもきっと一週間程度だと思います

 

一年のうちのこの数日の為のお菓子

 

とっても貴重ですね

 

スーパーにはイースター仕様のアントルメも並んでいました

毛付きのヒヨコが生クリームの上に!!!!

 

これは日本じゃ有り得ない状況です

 

苦情殺到が目に見えます!

 

こういう粗さを見つけるの楽しいんですよね

 

きっとイタリアやスペインの方が、よりアッ?!と驚く状況があるんだろうな

クリスマス、バレンタイン、ハロウィン

 

海外の祝い事を受け入れる日本

 

イースター菓子が日本の街中に並ぶ日も近いでしょう

 

ヨーロッパでは色んなチョコウサギが街を散策してましたよ

 

今回はイースター特集お送りしました

 

いかがでしたか?

 

この時期にヨーロッパへ来たらイースターの街を楽しめます

 

日本に無い文化なので面白いですね

 

ではまた、次回をお楽しみに*