2011.10.24.Bouchons de Champagne

Tour de France 788
郷土菓子研究社のツールドフランス 十一日目

Reims→Somme-Suippe

本日は7時からマダムと共にSHAMPAGNE工場へ出発

朝日も昇る前に工場に到着すると

それはそれは大きな工場

話に聞くと450人も従業員がいるらしい

その中でもマダムは役職が上の方なのだろう

マダム用の仕事部屋があったからね

さてさて、挨拶を済ませ

白衣に着替えて、いざ工場の方へ

前日の勉強の甲斐あって

スムーズに理解

シロップ注入してるトコやら

ブレンド前のタンクやら

酵母用のタンクやら

澱を除く工程やら

見所満載でかなり楽しめたな

ゆっくり40分くらいかけて説明して頂いたんじゃないかな

どうもありがとうございまいました

しかもプレゼントのエプロンまで頂いちゃって

何から何まで。。感謝

お礼を言ってお別れした後は

Reimsの街散策

月曜に開いている店も少なく少し残念だったが仕方が無い

今回のお菓子はSHAMPAGNEが中に詰まったショコラ

マジな液体入りで驚きながらも

ナイフで切らずに本当に良かったと安心

シャンパーニュ地方のお土産として有名みたいです

さすがに工場で作っているのでしょう

Biscuit Roseというシャンパン入りの生地を焼き上げたお菓子も有名なのだが

これを各お菓子屋で作っているような事も無く

工場でお土産として出回っているのしか無いみたい

そうとは知らなかったので残念

Angersでも売ってるしなぁ…

とまぁ大した発見も無くこの街とはオサラバ

ココから次の街までが長かった

移動中に関してはひたすら何もなかったので何も書くことは無い

そして時は過ぎ、夕刻

私はとある小さな小さな村へ辿り着いた

久しぶりに見る村に少し興奮を抑えながらも

私は宿を探したんだ

ココは小さな村

村人の数といったってしれている

もしこの村で宿が見つからなければ更なる先の町を目指さなければならない

そうともなれば辺りは暗くなり冷え始めるだろう

確実に交渉成功させねば

と思いながら慎重に訪ねていった

そして

私は畑仕事中のおじいさんおばあさんに声をかけ

その方が泊めて下さると言ってくれた

すぐさま荷物を玄関に置き

私も作業を手伝いますよ

そう声をかけた

すると

おじいさんは疲れきった私をコキ扱った

卵のパック詰め作業をしている私に

遅い遅い

働け働けー

と怒鳴りつけられ

終いには大量の馬糞の処理をする重労働を課せられる始末

私はロボットじゃないのよ

なんで私だけこんな目に遭わなければいけないの

早くあの頃の生活に戻りたいわ

そう私は今日も星に願いを込めるのでした

つづく





つづく、じゃねーよ

失礼。ほんとに失礼そんなハナシじゃない

卵のパック詰めはほんと楽しく体験できたよ

マシンから大きさ別で容赦なく流れてくる卵を

詰まらせることなくパックに詰める作業はスリリング

これが本当

しかも宿探し中に断られたおばさん働いてるし

ビックリ

この奥のピンクのマダム

大量のナニカの糞は確かに存在したけど

自らそこに足を突っ込むという大失態を犯し

右足からカナリの悪臭を漂わすハメになったことはあった

それも本当

あと、星に願いを込める

私はそんな乙女じゃないです



一仕事終え、家に戻ると晩ご飯の準備が

野菜たっぷりスープに

産みたて卵の卵焼き

卵らしい卵臭さが全く無くて

逆に卵を感じないというかなんというか…

あんなにフレッシュ卵は初めてね

ごちそうさまでした

トリ1 トリ2 トリ3

本日泊めさせて頂いたのは

Galichet Denis,Deniseご夫妻

おやすみなさい

今晩は久しぶりのたっぷり野菜の混じった涙で

枕を濡らしながら

Tour de France 789