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-第十八回-

 

*Europe_『A PRETZEL SCENE』*


 

 

ドイツのお菓子屋にて

 

レジ横にプレッツェルがぶら下がってます

 

これからトルコに向かい、もうプレッツェルとも出会えないだろう

 

という事で今回は

 

プレッツェルのある風景を

 

 

 

 

ドイツっ子は小さい頃からプレッツェルを食べ

 

小さい頃からソーセージと芋を食べ

 

小さい頃からビールの味を覚えるのだ

 

※ビールは16歳以上(保護者同伴ならば14歳から) by wikipedia

 

保護者同伴?!

 

そして、みんな太っちょおじさんになるのだ

 

こんなに可愛かったのにね

 

 

 

 

パイッツェル

 

 

 

 

揚げッツェル

 

りんごッツェル

 

芥子の実ッツェル

 

 

 

 

ベーシックはラウゲンプレッツェル

 

《プレッツェルが作られるまで》

 

ここはドイツの小麦畑、

 

「ハイ、サンドイッチ。今日も頑張ってね」

 

「ああ、今日は早く終わらして帰るよ、ステファニーの誕生日だからな」

 

「あなた...」

 

 

ここはドイツの妖精町、

 

「オラッ何やってんだ!働け働け!!」

 

プリッ...プリッ......プリッ...(イーストを生む音)

 

妖精たちが悪いおじさんの下、働かされ...

 

 

ここはドイツの研究所、

 

「教授、手の甲が熱いです」

 

「大丈夫だ、混ぜ続けろ」

 

「教授、手の甲が熱いです」

 

「大丈夫だ、手を止めるな」

 

「教授、手の甲がヌルヌルします」

 

「大丈夫だ、そういうものだ」

 

ラウゲン液が生成される...

 

 

焼く前にこのラウゲン液に浸してから焼くことで独特の香りや食感、褐色が付きます

 

ちなみにラウゲン液(水酸化ナトリウム水溶液)は劇薬なので

 

手袋や眼鏡を着用し、 使用には注意しなければいけません

 

ラウゲンクロワッサンの美味さにも注意が必要です

 

 

 

 

フランスの東の果て、アルザス地方でもプレッツェルが食べられます

 

(ラウゲンプレッツェルではないですが)

 

これは正月用に作られた しめ縄プレッツェル

 

40cmくらいあります

 

 

 

 

クロアチアにも

 

 

 

 

ルーマニアでは"COVRIGI"(コヴリギ)という名前で浸透してます

 

こんな感じで一日中行列ができてます

 

この様なCOVRIGI専門店はブカレスト市内に沢山あります

 

 

 

 

一個22円くらい

 

 

 

 

COVRIGIショップではこのようなコンベアで焼かれます

 

下のカゴに落ちていくのでしょう

 

(写真のコンベアは停止中)

 

 

 

 

COVRIGIに関しては2012/10/10発行の"THE PASTRY TIMES"vol.4でも紹介してます

 

 

 

 

味云々よりも

 

このフォルムが ずるい

 

 

 

 

フォルムがずるい二人組み

 

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